出逢ったあの日から...
教室に戻り左隣の女の子の方をみたら、なんと俺の一目惚れした子。
栗色の髪の毛に、パッチリした二重、全体的に女の子って感じだ。
とりあえず声かけてみよう。
彼女の肩を少し叩いてみると彼女はビックリしたようだった。
そこもまた可愛くて。
「俺、神崎裕輝!よろしく!」
「篠原李帆です。3年間よろしくね?」
なんで疑問系なんだよ(笑)
「疑問系?」
彼女は顔を赤くした。
「いやいや、さっき知ったばかりだから(笑)」
えっ?天然?(笑)
おもわず笑ってしまった。
「クスッ」
「笑わないでください~」
「あ!アドレス交換しない?」
「いいよ~」
「てか、いきなりだけどなんて呼んだらいい?」
「なんでもいいよ♪」
「…じゃあ、李帆ちゃん!」
「うん!わたしは…」
「裕輝でいいよ」
「裕輝くんね!」
「はいよ」
そんな感じで俺の高校がスタートした。