出逢ったあの日から...


教室に戻り左隣の女の子の方をみたら、なんと俺の一目惚れした子。

栗色の髪の毛に、パッチリした二重、全体的に女の子って感じだ。

とりあえず声かけてみよう。

彼女の肩を少し叩いてみると彼女はビックリしたようだった。

そこもまた可愛くて。

「俺、神崎裕輝!よろしく!」

「篠原李帆です。3年間よろしくね?」

なんで疑問系なんだよ(笑)

「疑問系?」

彼女は顔を赤くした。

「いやいや、さっき知ったばかりだから(笑)」

えっ?天然?(笑)
おもわず笑ってしまった。

「クスッ」

「笑わないでください~」

「あ!アドレス交換しない?」

「いいよ~」

「てか、いきなりだけどなんて呼んだらいい?」
「なんでもいいよ♪」

「…じゃあ、李帆ちゃん!」

「うん!わたしは…」

「裕輝でいいよ」

「裕輝くんね!」

「はいよ」

そんな感じで俺の高校がスタートした。


< 13 / 19 >

この作品をシェア

pagetop