出逢ったあの日から...
李帆


いきなり隣の男の子から声かけられたからビックリした。

そのやり取りをみてた美波はニヤニヤしてわたしに聞いてきた。

「李帆~、声かけられてたじゃない♪しかも、カッコイイし(笑)」

「うん、いきなりだったからビックリしたよ~ねぇ、美波って彼氏いるの?」

「いるよ!他校だけどね」

「いるのかぁ♪なんか幸せそう」

「うん、ありがと♪李帆はいないの?」

「わたしはいないよ」

「いそうなのに~」

「彼氏できたらいいなぁ」

「頑張って♪李帆ならいい彼氏できるよ」

「だといいんだけど(笑)」


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