1/3の微妙なカンケイ

カリモノ

ああ。

あの母。

水着に着替えようとしてあたしの手は止まった。

「どした?」

「ん…ちょっと」

鞄の中じゅう探してみても、水着はこれだけ。

派手ぇ~なビキニ。

「あたし先出てるね」

さっさと着替えて、みんな行ってしまう。

ああ、どうしよう。

とにかく、着替えて、着てきたTシャツを着る。

でも、派手な水着の柄が浮き出てる。

セパレートタイプだってこともよくわかる。

いや、ビキニだな。どういいつくろっても、これってビキニだよ。

こんなんで泳げるか。 

水にぬれたら体に張り付いて、余計にわかるじゃないか。
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