まとまりのないSS庫。
バニくってると、
後ろから腰のあたりに衝撃が
走った。


中腰になって腰をおさえて
後ろを振り向くと。


「裕太君じゃん・・!」


「おっもしれー、今のもっかい
やってよ」


自転車に乗った裕太君がくすくす
笑っていた。そんな日常的な武器
どこから。


「うしろ。乗りなさい」


「やだって言ったら?」


「今度から『あだぁっ』て呼ぶ」


乗ったよ、もちろん。
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