君はシンデレラ
シンデレラ1



「ルシア。いつでも優しくて誰にでも平等に接しなさい。神様は見ていますよ」




幼い頃お母さんと、お父さんに言われ続けていた。そんなお父さんと、お母さんはもう居ない。

大切な私のお父さ、お母さん・・・。








ピピピピピッ






バチンっ





朝から目覚まし時計がうるさい。






「う”~うるさい。んんん・・・」





朝の6時に目覚まし時計が私の部屋に鳴り響く。





「久々に見たかな。あの夢・・・」



ぼ~っと考えていたら、下から叔母さんの声が聞こえてきた。






「ル~シア!朝ごはんの準備をしてちょうだい。今日は早いの!昨日も言ったでしょ?」






聞いてない!そんな話、された覚えもない!!!




「すぐ、行きます」


ルシアはそういって急いで下に下りていった



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