出会い系DE愛
お陰で雪乃は患者さんから“看板娘”といわれるようになった。



旦那がいて、娘がいて、仕事も生活も順調で私は幸せだった。



そういえば昔、出会い系である男性と出会い、火遊びをしたこともあったっけ・・・などと懐かしく思い出していた。



「野々村さん~、診察室へどうぞ」



旦那が待合室にいる初老の患者さんを呼んだ。








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