不良イケメン男子校に入学します。




その人物は――‥‥




「み、三浦潤!!」




あたしなんで三浦潤に腕ひっぱられてるのっ!?




三浦潤は何も言わずにあたしの腕を掴んだまま部屋を出た。




「ちょ、どこ行くのよ!?」

あたしが聞いても何も言わずにスタスタ歩き続ける三浦潤。




着いたのは廊下の突き当たりの自動販売機の前。




「いきなりなんなのよ‥‥‥。」




しばらくの沈黙のあと三浦潤が言った。




「嫌なら抵抗しろよ。」




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