現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
「純輝君、大丈夫~?」


心配そうに理緒が、純輝の方を振り返る。


「理緒、大丈夫だ。行こう」


純輝が、強く頷く。


そして、純輝は理緒の手を取った。


「え?」


戸惑う理緒の手を引いたまま、純輝は幽霊屋敷の中へ足を踏み入れた。
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