かけがえのない宝物


家に帰らず友達の家を転々とするようになり、気付けば非行に走るようになっていた。



女遊び、煙草、喧嘩もするようになっていた。



『今夜決行する。』

暴走族に入っている先輩から連絡がきた。


『わかりました。』


先輩に指定された場所へ行くと、既に5、6人集まっていた。


皆、鉄パイプを持っている。俺は金属バットだった。




隣町の暴走族との抗争だった。



これはあまり話したくないんだけど、
このとき俺、敵対している暴走族の頭を滅多うちにしちゃったんだよ…。

若さ故かな。楽しく感じた自分がいたんだ…。

こいつらといれば、三嶋隆二の事、考えなくていいってさ。
< 17 / 41 >

この作品をシェア

pagetop