かけがえのない宝物
「「「かんぱーい」」」
皆で乾杯する。

もちろん俺の隣はさっきの女だ。
…え?名前?
聞いたような気もするけど忘れたよ。
だって興味ないもんね。
女なんて暇潰しだよ。


『桜ちゃんと真希ちゃんはどんな男がタイプなの〜?』
悠太が二人の女に聞いた。
『私は〜』

すると俺の隣の女は酒が回ったのか上機嫌で話始めた。

『聖也くんみたいに冷たい感じするけど実は優しい人が好きだなぁ〜。顔もカッコイイし、彼氏にしたら絶対守ってくれそうなタイプだしね♪』


だから言ったろ?女なんて勝手に寄ってくるんだよ。

『俺もお前みたいの好きだよ。』

とまぁこんな感じかな。
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