彼氏は可愛い年下系
今の状況を理解するにも、頭が痛くなる。




痛い、苦しい……。




「ちょ、…まって……っ!」




あたしが想像をしていなかったような、…否定していた事が、起きた。




なんにも言わないで、一樹君は慣れた手付きで服の中に手をいれる。




何回も抵抗した。




悠希君以外の人に触られるのは、凄く怖かった。




「ちょっ…、触ら、ないで…。あたし、悠希君がいる、から…」




泣きながらそう言うと、一樹君はいったん動きを止めた。




これは、逃げられる…?




そう思うのは、甘かった。




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