彼氏は可愛い年下系
「誰、祐希奈先輩やったの?次やったら、殴るから」




悠希君の声は、いつもとちがくて低く怖かった。




「落ちないように気をつけてくださいね?」



「え、え、ぎゃ!? ま、待って…あたし…」




ひょいと持ち上げられ、おんぶされた。




「保健室までっすから。我慢してください」



「けど、……お願いします」



「……はい!」




落っこちないように少したけよりかかった。




意外と、悠希君の背中は大きかった。




「…誰がやったんですか?」



「可愛い子」



「優しい。1年にいないのに、可愛いヤツ」



「あり得ない…」




意外と毒舌なのかもしれない。




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