社長と小悪魔ハニーの年の差婚
「明日、発売の雑誌『スクープ』です。社長宛の郵便物として送られて来ました…。差出人が雑誌社だったので、不審に思い、俺の独断で開封にしました」



「!!?」


俺と麻古のキス写真が…載っていた。

俺の顔から血の気が引いていく。


「・・・社長と麻古さんですよね」


栗原は念を押すように、俺に問いかける。


「そうだ・・・」


「…これ以上…我社の株価が落ちたらどうするおつもりですか?」



「退任するしかだろ?」


「・・・こんな風に書かれたら…世間はおふたりの仲を疑いますよ!」


「・・・」

栗原は語調を強めて、俺を詰りつける。



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