社長と小悪魔ハニーの年の差婚

~美古side~

トーマとはすれ違ったまま、仕事に出かけた。



まずは、事務所に寄って、ショーの打ち合わせ。



いつもは笑顔で迎えてくれる怜社長の顔が、険しかった。
怒らせるようなコト、私・・・したかな?
身に覚えはないんだけど。



「美古ちゃん…少し借りるわね…」


「はい」


私と淡路さんを引き離して、怜社長と二人で社長室へ。



私の頭はパニっていたーーー・・・


「私…何か問題、起こしました?」


「座って…」



「はい」









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