社長と小悪魔ハニーの年の差婚

~美古side~

ケータイのアラームの音で私は目を開けた。



夢うつつの瞳に浮かぶトーマの寝顔。
私は慌てて、飛び起きた。


「・・・何?驚いてんだ?美古」


トーマは瞳を開けて、身体を起こした。



「だって・・・」


「・・・仕事が遅くて、言いそびれたコトがある」


「えっ?」


「昨日…ハンバーグは美味かった…」


「あ・・・でも、私と杏里ちゃんの合作で…」


「それに、一昨日のコト…謝りたい…悪かった…美古」


「・・・トーマは悪くないよ…」


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