社長と小悪魔ハニーの年の差婚
悪いのは私だーーー・・・



「悪くない…」



ちゃんと、自分の身体を大切して来なかった自分自身が悪い。
どうでもいいと人生、投げ槍にして、一度ならず二度も…同じ過ちを繰り返した私。



きっと、神様が私には母親になる資格がないと烙印を押したんだ。



「ゴメンなさい・・・」


目が覚めたのに、再び、涙で視界が霞み始める。



「・・・お前が苦しむワケ…俺は知っている…。悪いが調べさせてもらった…」



「トーマ??」


トーマは私に両手を伸ばした。


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