社長と小悪魔ハニーの年の差婚
慣れ親しんだトーマの匂いに包まれる。



「お前一人のせいじゃない…。相手の男にだって…責任あるんだよ」



「・・・」



「・・・だから、自分を責めるな…美古」



トーマは親指で私の涙を優しく拭ってくれた。



「子供のコトは暫く…考えないで置こう」



「でも、副社長が…」


「俺がいいと言ってんだ…お前は俺の言うコトを聞け」


「私はトーマを気遣って言っただけなのに…」



「少しくらい、俺の言うコトを聞けよ。小悪魔」


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