キミが大すき
幼馴染
 「遅刻する~!」

 「早くしろ」

今日も相変わらず慌しい朝を迎える。



 背中の半分ほどまで伸びた

黒のストレートの髪を揺らして

《佐知川琴音》    

  は

《水瀬海》

と学校へ急いだ。

 
 見慣れた道を全速力で走りぬけ、

学校に着くころには

彼女の髪はぐちゃぐちゃになっていた。

手ぐしで直すが風圧で絡まった髪はなかなかとけない。

 

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