紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
「私…、あなたの言う“かおり”じゃないけど…“かおり”って言います…。」

と、その“かおり”に言われると、

「そうか…、香織ではないか…。そうだよな…。悪かったね、怖い思いをさせて…。俺はこっちから飛び込むから…。でも、君は出来たら考え直してくれ…。」

と、俺は彼女が北向きで飛び込む体制だったので、南側に向いて飛び込む為に、柵を跨ごうとした。
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