紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
冬の荒れる日本海にそびえる東尋坊に立つ俺達二人だが、勿論ここで心中したりはしない…。
その証拠に、華央璃ちゃんの次の言葉で俺達に駐車場の車に戻る事になる。
「昌磨…、雪…強くなってきたよ…。今度はこんな黒い海じゃなくて、天気のいい日にみたい…。」
と、震える華央璃ちゃんを見て、
「確かに…、帰るか…。」
と、華央璃の赤い手袋の上から、華央璃ちゃんの手を握って駐車場へ歩き始めた。

