紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
「どうやって…わかってもらうか…だな。」

俺は、水平線から頭を出した太陽を見ながら、呟いた。


華央璃ちゃんが、今死ぬのは間違っている。間違っているんだけど…。

今の華央璃ちゃんに、こんな言い方をしても駄目なんだろうな…。

とりあえず、華央璃ちゃんの口から、“生きたい”・“やり直したい”というような言葉を聞くまでは見守ってやりたい…。
もちろん、それまで華央璃ちゃんと行動を共にとれたらの話だが…。
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