紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
華央璃ちゃんは、香織より1歳下みたいだが…。
香織みたいに扱うわけにもいかないし、香織の友達のように…でもあれは、香織を挟んでいたからできた付き合い方だしな…。


「ふっ〜ぅ…。難しい…な…。」

思わず、ため息をついてしまう。

ため息をつく時に、下を見た時だった。

柵の向こうの岩の間に、白というか、水色っていうか淡い色の花が咲いているのを見つけた。
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