星になった君

それは突然…

私の名前は怜奈。大学4年生。


毎日大学で授業を受けて、卒論書いて、就職活動してバイトして…っていう普通の大学生の生活を送っていた。



もちろん4年間付き合ってる彼氏もいる。名前は颯(ハヤテ)。


同じテニスサークルに入っている。それにバイト先も同じ。いつでも一緒にいたいんだよね。



今日は、バイトの日。

大学から直行しないとまずいかも。


「バイバーイ！」


私は友達の瞳と別れて足早にバイト先に向かった。


その時突然私の携帯が鳴った。電話じゃん。


画面を見るとバイトの先輩の夏希さんから。


「もしもし？夏希さん？今、バイト先向かってますよ～。後30分弱で着きますけど…。」


と言い終わらないうちに夏希さんが



「怜奈ちゃん?すぐ飛鳥第二病院に行って!私もすぐに追いかけるから。」



と言って電話が切れた。


私は何が何だか分からず、タクシーで病院に向かった。