星になった君
絶えぬ祈り
私は次の日から体調を崩した。


いろんなことが重なったからだろう。


ベッドで寝ていても夢の中に颯が出てきて笑ってる。

「怜奈、どうしたの?そんな悲しそうな顔して。いつもみたいに笑って?」


って言ってる。


起きた時に私は泣いていた。


だめだな…。颯だって頑張ってるのに彼女の私がこんなんじゃだめだ。元気出さなきゃ。今は私にできるのはちゃんと回復するように祈ることだけだもんね。


と思ったら少し力が湧いてきた。



近くの河原を散歩しようと思って外に出た。



< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop