ラブラブ☆レッスン
「いや、本当に大丈夫だから!!気にしないで!!」
「でもまじでおでこに…」
「一生残るわけじゃないしさ!大げさだよ」
「…させて」
「え?小さくて聞き取れなかった」
「お詫び…させて!」
「はい?!」
何?今日はお詫びデー?
先生にもお詫びしてもらってるのに…
「ケガさせたのは俺、お詫びするのも俺!先生にお詫びしてもらったんだろ?」
「うん…。でもお詫びとかいいし!」
「いいからいいから!じゃあ行こうぜ!」
「ええっ?!どこに?!」
亮くんに引っ張られながらきたのは
県内でも一番大きいショッピングセンターだ。
「美味しいもの食べて、何か買わせて!」
「そんな悪いよ!」
「いいからいいから!ほら、行くぞ!」
そう言った亮くんは私の手を掴んだ。