Vrai Amour ~美桜の場合~
「美桜の恋人になって」
「はい!!!・・・・って、ええええっ!!?」
勢いで答えた陸は、少し経ってから驚いて立ち上がる。
私も相当驚いた。
声が出てこない。
「いろんな表情撮りたいんでしょ?お互い心を許しあわなければ、嘘の表情しか撮れないじゃない?」
「ちょ、ちょっとちひろっ」
ようやく言葉が出るようになったものの、飛び出しそうになった心臓は
依然ドキドキと早鐘を打っていた。
「・・・・だめ?」
「・・・だ、だめっていうか・・・その・・・」
「何?」
ちひろは強気だ。
彼氏の樹希くんといる時とはまるで正反対。
その強気なちひろに押されて、真っ赤になった陸が口をぱくぱくしながらいすにストンと腰を下ろした。
「はい!!!・・・・って、ええええっ!!?」
勢いで答えた陸は、少し経ってから驚いて立ち上がる。
私も相当驚いた。
声が出てこない。
「いろんな表情撮りたいんでしょ?お互い心を許しあわなければ、嘘の表情しか撮れないじゃない?」
「ちょ、ちょっとちひろっ」
ようやく言葉が出るようになったものの、飛び出しそうになった心臓は
依然ドキドキと早鐘を打っていた。
「・・・・だめ?」
「・・・だ、だめっていうか・・・その・・・」
「何?」
ちひろは強気だ。
彼氏の樹希くんといる時とはまるで正反対。
その強気なちひろに押されて、真っ赤になった陸が口をぱくぱくしながらいすにストンと腰を下ろした。