コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「まあ、二人とも化粧しなくても十分、可愛いからね~!」
でた・・・。
平野くんを、軽く睨む。
でも、今はそれどころじゃない。
なんとか回避策を!!
「わ、わたしは化粧とるのやだな。」
「綾、超薄化粧だから、すっぴんとあんま変わんないじゃん!」
クスッと笑いながら言われてしまった。
「そんなことないもん!」
「綾菜ちゃん、昨日も見たけど変わらなかったよ?」
そうだ・・・。
昨夜、平野くんと廊下で会ったとき
はっきり、すっぴん見られてたんだった。
「・・・昨日?」
突然、ずっと静かだった桐山くんが口をはさむ。
綺麗な形の眉が一瞬ゆがんだ気がした。
それを、洞察力にすぐれた平野くんが見逃すはずがなく・・・・
「昨日、お風呂の後で会ったんだよね?」
と、わたしを見てくる。