コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
なに考えてるんだろう?
わたしは、明日のことの了承を得るために来たんだから。
「わたし、今日千里くんにパーカーを借りたんだけど
それを返すの忘れてたんだ。」
無駄は話はなしで直球に言おう。
「だから、明日もう一度会いたいんだけど、いいかな?」
桐山くんの表情を伺う。
やっぱり、少しムッとしてる気がする。
「千里って、昼間の奴?」
「うん。そう。
全然悪い人じゃないよ!」
きっと、桐山くんも平野くんも
全然知らない人だから、警戒してるんだ。
それで心配してくれて怒ってたんだと思う。
「ちゃんと話せば、彼がいい人だってわかると思う。
全然危なくもないし
心配しなくても大丈夫だから・・・!!」
わたしの言葉を聞いて
一瞬わたしを見る。
その表情は、呆れたような驚いたような。
そして、すぐに顔を伏せてしまった。
両膝に両肘をついて
うなだれているように見える。