コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「俺が班の奴らとはぐれて浜辺を彷徨ってたら、
なんか妙に引き寄せられるパラソルがあってさ。
そんで、本能的にその中を覗いたら
可愛い女の子が寂しそうにぽつんとおったから、
声かけたんや!
おまえら、綾菜みたいな子を一人でおいとくなんて薄情な奴らやな~。」
「そ、それは・・・確かに俺らが悪かったけど。
ていうか、りっちゃんは?」
とわたしを見る。
「ああ、そのときは、ちょうど飲み物を買いに行ってくれてて。」
「タイミングわる!」
「いや、俺的にはナイスなタイミングやったで。」
栄一くんはどんどん頬をひきつらせているのに
千里くん「これうまい!」とか言いながらパクパク食べている。
ある意味、栄一くんにとって一番相性の悪い相手なんじゃない?
こういう空気読めないっていうか、
良く言えば、小さなことにとらわれない?
う~ん・・・でも、小さくもないよね。
ここまで殺気全開だし。
わたしは、そんな二人の間に
はさまれて、仕方なくサーターアンダギーを黙々と食べていた。
・・・・やっぱり、本場はおいしいな~。