コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
顔を認識できた瞬間
俺はバッと起き上がった。
そして、その振動によるめまいに目頭をおさえる。
「うぅ・・・・・」
「だめだよ。まだ寝てないと。」
綾菜さんは、慌てたように
俺の肩をおし、ベットに寝かせてくれる。
ていうか・・・・
なんで綾菜さんがいるんだ?
しかも、看病してくれてる?
俺、どうなったんだっけ?
綾菜さんを送っていた途中からの記憶が曖昧だ。
ちゃんと綾菜さんを家まで送り届けたのか?
あ、そうだ・・・
ここはどこだ?
俺の部屋じゃ、ない。
なにより、
なんなんだ、この状況。
ふと横を見ると
せっせとタオルをしぼっている綾菜さん。
それを俺のおでこに乗せて
にっこりと優しく微笑みかけている。