sweet memory 2


あたしは雅紀くんが帰ってきてもそのことには触れずにいた


「千春 ちょっといいか?話があるんだけど」


話?別れ?


それならこっちから言うわよ!もうどうなってもいい


「聞いたよ もう試してるの?他の人との関係 それも弥生さん」


その発言に本気でキレた雅紀くんは


「ああ 望み通りにな 
すぐにできるかもな 相手が違うと良いもんだな
なんなら養子としてもらうか?」


「養子なんて・・・」


あたしはそこらにあったものを投げ飛ばし出て行った


部屋では雅紀くんも物にあたってるようで何か投げた音がした


下へと降りるとただならぬ騒動にお義母さんが


「何?」


と 出てきた


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