しみる恋。
豊はその場にしゃがみ込みたくなったが、一応、人目があるので、海の家の側によって貸しボートの小屋近くでべそをかいた。


(って、僕は幼稚園児か! ……って言っても、涙が止まらない……ちくしょう)

「ばかみたいね」

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