君と一緒なら
あれは、中学3年の時だった。。。


-過去-

「おはよう。」いつものように教室に入り、


みんなにあいさつをした私。


だけど、この日はなぜかいつもと


雰囲気が違っていた。


「誰?お前。さっさと帰れ!」


突然、投げかけられたその言葉。


私は何がおきているのか全く分からなかった。


だって、昨日までは普通の日常で、


みんなと笑顔でおしゃべりして、


遊んで帰って。。。


その日は、その場の空気にいたたまれなくなって


私は帰った。


後で、仲の良い友達が私に電話をかけてきてくれて、


理由を教えてくれた。


「美咲ちゃんの好きな人を知ってて、


横取りした。」そんな理由だった。


美咲ちゃんとは、クラスの人気者で、


常に明るくて、私の理想のコだった。


誰にでもやさしくて、美人なのに気取ってなくて


誰もが親しむコだった。


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