キスはおとなの呼吸のように【完】
ガラス代は酔った翌日大上先輩が支払うとあらためてカズトにもうしでにやってきたのだが、三本酒店の若い店主はそれを受けとらなかった。

「それなら、代わりにそのお金でまたのみにきてくださいよ」

いつかわたしにいってくれたみたいなせりふをいって笑っていた。

大上先輩も「これだけのんだら、また酔っ払ってめいわくをかけてしまうから気をつけないとな」とじょうだんを飛ばしてカズトに軽く頭をさげた。
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