お隣さんは同級生【番外編】
「…浩人…?」
私の腕を掴んだのはこの前別れた元カレ浩人(ヒロト)だった。
「…何?」
私は精一杯低い声を出して言った。
今更何の用よ?
暗いここでは浩人の顔はよく見えない。
「俺…美菜に謝りたくって…」
!?
…………は?
…な、に言ってんの?コイツ…
「俺今になって美菜の良さがわかったんだ。美菜とやり直したい」
一方的に話す浩人は腕を離してはくれない。
「…はぁ?浮気しといて何言ってんの!?」
身勝手な浩人にイラつきを覚えた私はつい大声をだしてしまう。
「本当にごめん!!もう浮気とかしないから!!!許してくれる?」
ずいっと近づいてきた浩人の顔を見ても私はもう、何も思わない。
…ひやりとした感情が渦巻く。