ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
「男らしくないぞ、雪緒」


豪快に笑っていたおじさんは、雪ちゃんにそう言い放った。


「は……?」


「女の子にプロポーズさせてどうするんだ」


「いや、プロポーズって……」


「そうじゃないか。女の子にプロポーズさせるだけならまだしも、ウジウジ悩むなんて男らしくないぞ」


「ウジウジなんか……」


「充分、ウジウジしてるぞ?お前が戸惑う気持ちはわからなくもないが、渚ちゃんの事を本当に大切に想ってるなら、渚ちゃんの気持ちにちゃんと応えてあげなさい」


おじさんは、優しい笑みを浮かべた。


< 353 / 500 >

この作品をシェア

pagetop