オタク女子と眼鏡男子
弘也side
「弘也ー。お前また1位かよー」
「は?当然だろ?」
友達のなおとが言ってきた。
1位以外をとるなんて俺には考えられなかった。
「あ、また河西ななみ2位だ。かっわいそーにー」
あぁ、俺のクラスの人のような気がする。
いっつも2位の位置にいるよな。
「河西ななみってちょっと可愛くない?」
「興味ねーし」
「んだよー、たのしくねーなー」
女子なんて興味ない。
ただうるさいだけだろ?
好きなんて感情なんて生まれやしない。
「小野弘也が!?まぁあり得そうか」
俺の名前が聞こえた。
誰だ?と思って聞こえたほうを見たら同じクラスの辻本あかりだ。
「辻本ってさー、なんか微妙だよな」
「何が?」
「なんつーか、皆よりスカートなげーし、真面目に髪結んでるし、あいつってオタクだろ?なんか微妙なんだよな」
「ふーん」
全く興味のない話だった。
いっそ早く教室に帰って勉強したいくらいだ。
「弘也も眼鏡はずせば結構もてると思うぜ?」
「もてなくていーよ」
俺はそう言うと教室に戻り参考書を開き勉強した。
頭には勉強のことしかない。
俺の夢のために勉強する。
でも
今日この日から俺の運命が
180度変わろうとしていた。
「弘也ー。お前また1位かよー」
「は?当然だろ?」
友達のなおとが言ってきた。
1位以外をとるなんて俺には考えられなかった。
「あ、また河西ななみ2位だ。かっわいそーにー」
あぁ、俺のクラスの人のような気がする。
いっつも2位の位置にいるよな。
「河西ななみってちょっと可愛くない?」
「興味ねーし」
「んだよー、たのしくねーなー」
女子なんて興味ない。
ただうるさいだけだろ?
好きなんて感情なんて生まれやしない。
「小野弘也が!?まぁあり得そうか」
俺の名前が聞こえた。
誰だ?と思って聞こえたほうを見たら同じクラスの辻本あかりだ。
「辻本ってさー、なんか微妙だよな」
「何が?」
「なんつーか、皆よりスカートなげーし、真面目に髪結んでるし、あいつってオタクだろ?なんか微妙なんだよな」
「ふーん」
全く興味のない話だった。
いっそ早く教室に帰って勉強したいくらいだ。
「弘也も眼鏡はずせば結構もてると思うぜ?」
「もてなくていーよ」
俺はそう言うと教室に戻り参考書を開き勉強した。
頭には勉強のことしかない。
俺の夢のために勉強する。
でも
今日この日から俺の運命が
180度変わろうとしていた。