ニューロティック・宴(エン)
『死から目を
そらしては
いけないんだよ。


死は誰にでも
平等で容赦がない。


死を否認すれば
ますます死に
近づいていくよ?


死を否認し、
更に感情もない人生は、
結局のところ、
あのゾンビ達と
さほど変わらない。』


『何よ?
わたしがゾンビだって
言うワケ?』


『少なくとも
今のままでは。』


『うるさい、黙れ!』


図書館中の人が
振り返った。
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