ニューロティック・宴(エン)

件名:なんじゃそりゃ

朝、学校に行こうと
最寄り駅に着くと、
河合が待っていた。


わたしは不意の遭遇に
少し戸惑ったが、
素直に謝ろうと思い、
彼に近付いた。


と、向こうから
謝ってきた。


『大変申し訳ない。
電話番号と
メールアドレスを
もう一度
教えて欲しい。』


『…は?』
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