愛毒病

資格取得の為に
勉強する日々が続いた


「わからないとこあるんだけど」

初めて話した会話
そこから驚くほど
距離は縮まっていった

話して
一瞬で彼に惹かれてしまっていた





二人とも
試験に合格する頃にはユウは
わたしの彼氏になっていた


手を繋いだり
自転車で二人乗りしたり
ぎこちないキスをしたり

高校生の恋愛をしてた

日々過ごしていくごとに
彼が私を思うよりも
私が彼に夢中になっていた
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