愛毒病
一度疑いを持つと
人はなかなか
もう一度信じる事は
とても難しいと知った
ユウの
一つ一つの行動が
全て信じられなくなっていた
目を疑うほど
ユウは
隠そうとしなかった
相変わらず
携帯は肌身離さない
電話がかかってきたら
トイレに駆け込む
日々募る不安は
限界だった
私は
彼が寝ている横に
珍しく
無防備に置いてあった携帯を
握りしめていた
この時私は
もう別れようと
心に決めて
中を見た