佐藤くんの秘密


今日は友達とファミレスで、暇をつぶしていた。

そしたら帰り道にあいつを見つけた。


ひろだ。なんだか様子がおかしい。

ひろは後輩。売店でよくチョコパンを探してるんだけどひろは売店に行くのが遅すぎる。
最初に会った時も俺が飯を食い終わった後にひろが売店にいて、ほとんど何もない売店をみて「チョコパンないや~」ってうなっていた。
だからたまたま昼に残ったチョコパンをあげた。

実は最近はひろの喜ぶ顔がみたくていらないのにチョコパンを買ってしまう。

あ、俺の話はいいからひろに話しかけなきゃ。友達には先に帰ってもらってひろの元にむかう。

「ひろ?」

顔をあげたひろは顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた。

「じゅっじゅん…きっ」

「どした?ひろ。とりあえず店入らねえ?」


ひろの返事なんて聞かずに手を引っ張ってファミレスに入る。

定員はキョトンとした顔で俺をみてくる

「2名で!あんまり周りに人がいないほうがいいんですけど。」

「かしこまりました。」


失礼しました。と去っていった定員を見送ってひろをみる。
涙は止まったみたいだけど、まだ顔は晴れない。

「ひろ~?話せるか?ゆっくりでいいから話してみ?」




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