年上の君
紅葉ちゃんは言った
「私は彼女じゃないんだから気にしなくていい」と
それを聞いたときに俺は胸が痛んだ
確かに付き合ってるわけじゃない
でも俺は、紅葉ちゃんが好き。
もちろん恋愛感情で
昔から好きだった
だけど、紅葉ちゃんは全然俺のことをそういう対象としてない
だって、今だって平気でそういうことをいう
それに、普通に部屋に入ってくるし
きっと、お兄ちゃん程度にしか思われてないんだ
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