オサナナジミ

ガラ

教室のドアを開けると
先に翔がいた。
気づくと目が追ってる。
馬鹿かもしれない。
いや、馬鹿だ。
友達だなんて1度も思ったことがないの。
斜め前に座ってる翔。
少し遠いく感じる。


「おはよ、翔くん」
「ウィッス!」

翔の隣わはるひ。
最近二人わなかいいよね。
授業中なんかは翔がよく寝てるからはるひが起こしてあげてる。
それを
見るたび
羨ましく思う。
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