ツイテル恋、ツイテナイ恋☆
チケット売り場前まで来ると、佐藤は財布を出しながら列に並んだが、どことなく不安げな顔をしているように思えた。琴美が佐藤の顔をちらりと見ると佐藤は言いにくそうに言った。
「あのさ・・・ここは個別会計でもいいかな?」
「あっ、ごめんね。もちろんだよ」
琴美は正直なところ、どうしたらよいかわからなかったので、佐藤がチケットを買ってくれたら後から会計について尋ねようと思っていたのだ。男のプライドを傷つけまい…と。しかし、先に言われてしまったので、なんだか罪悪感を感じた。またカラオケのときと同じく、やってしまった。佐藤に払わせようとしているように思われている気がして、ちょっぴり恥ずかしくなった。
「あのさ・・・ここは個別会計でもいいかな?」
「あっ、ごめんね。もちろんだよ」
琴美は正直なところ、どうしたらよいかわからなかったので、佐藤がチケットを買ってくれたら後から会計について尋ねようと思っていたのだ。男のプライドを傷つけまい…と。しかし、先に言われてしまったので、なんだか罪悪感を感じた。またカラオケのときと同じく、やってしまった。佐藤に払わせようとしているように思われている気がして、ちょっぴり恥ずかしくなった。