素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…
今日の仕事はゆっくりと進んでいた。

仕事もひと段落したこともあり、お茶をしながら、みんなでお話しながら…

今までと何も変わらない、一日。

でも、大きく変わるのは…彼が迎えに来ること。


定時になり、会社を出ると、朝のってきたベンツは見当たらなかった…

『冗談だったんだよね。きっと…』

駅まで歩きだしたとき・・・


「まなみ!!」


私を呼び声がして、振り返ると、

真黒なスポーツカーにもたれるようにしている笠井さんがいた・・・

『かさいさん・・・車が朝と違うけど・・・』

「ああ。朝は仕事用に使っているやつ。これはプライベート用」

はぁー。お金持ちはやっぱり違うんだね・・・

ちなみにこの車は何千万とするらしい・・・


「ドライブでも行きながら、夕食を食べに行こう」

『はい。ありがとうございます・・・』

夜の都会をドライブなんて・・・デートみたい。ちょっとうれしいな。


笠井さんが連れてきてくれたお店は、雑誌にも載っているようなお店で・・・

やっぱり、お金持ちなんだって言われているみたいだった。

私とは釣り合わないな。やっぱり・・・


一緒にいると、分かりあえることより溝が深まる気がする。。。


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