輪廻転生

奥義、妖力鏡反衝、意外な決着

覚醒した祐太朗の戦闘能力は凄まじくリターンと互角の戦いに発展していた。互いに距離を置き、戦闘が一時中断した。祐太郎とリターンが下獄から戻ってきた、江崎「戻ってきやがった」祐太朗「そろそろ決着を着けようか」リターン「何だと、貴様、休戦前のようにはいかんぞ」祐太朗が謎の構えをとった、その時、霊界の使者と子閻魔(変装)が祐太朗たちのいる世界へ駆け付けた、祐太朗の構えを見て、子閻魔の部下「まさかあれは、あの技を使う気か」子閻魔「あぁ間違いない!霊界でもこの技は一部のものしか使えん、まさか人間で妖力鏡反衝を使う奴がいるとは?」子閻魔「だが、転生すれば能力は消滅するがな」、リターン「ふん、形だけか、くたばれー」リターンが襲いかかる。祐太朗はリターンのパンチを受け止めた、リターン「何バカな」祐太朗はリターンの妖気を吸収し霊気に変換して自分の霊気にしていた、子閻魔「もはや、リターンに勝ち目はない」子閻魔が到着した霊界防衛隊にリターン確保の指示を出した、子閻魔「リターンの妖気がなくなったら確保だ」防衛隊長「よし」、 リターン「バカな、妖気が減っていく、オレの」、祐太朗がリターンのパンチを弾いた、リターン「何」祐太朗「くらぇ霊力拳弾」リターンの腹に命中した。リターン「ぐぁー」リターンはダウンしてしまった。霊界防衛隊が素早くリターンを確保した。子閻魔はひとあし先に霊界へ戻って行った。防衛隊長「リターン、観念しろ」リターン「くそ、ふん知るか」、防衛隊長「重要指名手配犯逮捕にご協力感謝します、礼は後で尽くします。まさか俺以外にも妖力鏡反衝を使える奴がいるとは驚きました。それも人間が、まぁ転生したらその貴重な能力も消える、霊界の防衛には最適な能力だけにシステム上譲渡できないことは非常に残念なことです、まぁ転生するまでにその能力を堪能することだな」防衛隊はリターンを連れて撤収して行った、江崎「スゲーえじゃねーか」大山「阿部の戦闘力は怪物クラスだな」江崎「初めからあの技を使えば良かったのに」祐太朗「出来れば使いたくなかった、人間離れした技だからな」江崎「なんだよそれ」、1時間後、祐太朗はメンバーを集め全員でこの世界を去ることは説明した。祐太朗の意見に全員が賛成した。渡辺、小泉、富田は個人的な事情により先に消滅することに、祐太朗が見送った。渡辺「バンド最高だったよ、人間界で会えたら共演したいな」祐太朗「こちらこそ」渡辺「あばよ、ヒーロー」祐太朗「また会おう」、渡辺「じぁな」江崎「行ったか渡辺たちは?」祐太朗「あぁ見送ってきたよ、さわやかだった」江崎「そうか」祐太朗「4日後には俺たち4人が後をおうさ」祐太朗「最後の4日間は思う存分楽しもう」江崎「もちろんさ」

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