輪廻転生
死後の世界
2月7日、祐太朗は目を覚ました。祐太朗「ここはどこなんだ?」祐太朗は思い出した、祐太朗「確か、オレ、強盗に刺されて、どうなってんだ、まさかオレ、冗談だろ」、江崎拓人「現実よ、ようこそ、死後の世界へ」祐太朗「はぁ死後の世界って、誰だよあんた?」江崎はライフル銃を所持していた、江崎「オレは江崎拓人、あなた死んだのよ」祐太朗「死んだって、オレ強盗に刺されて意識失って気が付いたらここに、どういうことか説明してくれよ?」江崎「ここは死後の世界なのさ、あなた殺されたのよ、あなた名前は?」祐太朗「阿部祐太朗」、祐太朗「死後の世界では死なないってことか?」江崎「その通り」祐太朗「だったら試してみてよ、オレが死んでいるのか」江崎が祐太朗をライフル銃を撃った。祐太朗が目を覚ますと校長室で横になっていた、校長室には江崎1人だけいた。祐太朗「あ」祐太朗が胸を確認するが撃たれた跡は無かった。祐太朗「あれ?」江崎「気が付いたようだな?」祐太朗「オレ、やっぱり、でも納得できない死んでるなんて、夢か?」江崎「なら!!証拠出そうか?」祐太朗「証拠って?」江崎がインターネットをつける。祐太朗の事件が乗っていた。祐太朗は唖然とした。内容(記事)は祐太朗の記憶と完全に一致した。そのため祐太朗は自分が死んだことを受け入れた。 祐太朗「こんな理不尽な死に方があるのか?納得出来ねーよ夢まであと少しだった、妹との約束もう果たせねー永遠に叶わぬ夢になっちまった?理子に何て詫びればいいんだ、くそったれーが」と祐太朗は壁を蹴った。 江崎「落ち着け、阿部、まだ可能性はある?」祐太朗「何?」江崎「生まれ変わるんだ」祐太朗「輪廻転生か?」江崎「そうだ」祐太朗「マジかよ輪廻転生が実在するとは?」江崎「ただ、余りにも高いハードルがネックになるが」祐太朗「ハードル、人間に転生出来る保証が無いわけか?例え生まれ変われても最初から歌の練習だもんな」江崎「やるのか、阿部?」祐太朗「あぁやってやるさ、でもその前にこの世界について知りたい、転生までのプロセスとか?」江崎はここは死後の世界であり人間界では死ぬようなことでも死ぬことはなく、病気も存在しないそのため病院もない、また他の生徒や先生たちは霊界が用意した魂(意識)がないエキストラである。転生したいと願い声に出して輪廻転生と言うと消滅し霊界で審判を受けて転生する。エキストラのなかには時々霊界の使者が化けており、霊界の使者と戦い、また使者に捕まったりすると消滅させられ審判を受けることになる(転生)

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