年下彼女に負ける俺-1-

*:メンバー決めですね。

夏休みが始まってから約1週間。


3日前に聡ちゃんの家に行った日の出来事を忘れることが出来ずにいる今、新学期初日から行われる文化祭の準備をしている7月下旬。


そして昨日あたりに聡ちゃんからメールで言われた一言。





『海にでも行かないか?俺、会社の人に誘われた。』



ペンキでクラスの看板の色を塗りながら考え中。

そしてもう一言。




『美桜子の友達も誘っていいし。拓も来るから、蜜って子も誘えば?他に友達もいてもいいし。』




迷いながらも、目の前で一緒に看板の色を塗っている蜜に聞く。
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