年下彼女に負ける俺-1-
「で、答えは?」


喜嶋さんが聞いてきたので私は答える。




「答えは同時です。」


マジかーと頭を抱え出した喜嶋さんは悔しそうだ。

そして拓さんはやったーと喜んでいる。




「っていうか俺、聡介から聞いてたんですけどね。」


そう言う拓さんは、なぜか自慢げだった。





「それじゃあ…次は俺が聞いてもいいかな?」


はいと答える私は、喜嶋さんが聞いてくる時に限って不安になった。

この人は、なにかすごいことを聞いてきそうな気がした。
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